はなやぎプロジェクトとは
日比谷花壇の事業を通じて、また社員の自主自発的な活動で、「はなやぎ」をつくるサステナビリティな取り組みを「はなやぎプロジェクト」と名付けて活動しています。
プロジェクトの活動
サステナチャレンジショップ
SDGsが国連で採択された9月25日の「GLOBAL GOALS DAY」を前に、当社が目指すサステナブルな花屋を形にしたポップアップショップ「サステナチャレンジショップ」を、期間限定で展開しました。ショップに置かれる商品やディスプレイには、環境に配慮してつくられた生花や資材を採用しています。
展開期間:2024年9月11日(水)〜9月25日(水)
場所:Hibiya-Kadan Style 渋谷ヒカリエ ShinQs店
サステナビリティへの取り組み
環境に配慮された
長く楽しめる旬の花々
取り扱い花材は、MPS認証(※1)を取得した生産者や、適切な品質管理がされた花の認証制度であるリレーフレッシュネス(※2)に参加している生産者から調達するもの、温室栽培ではなく二酸化炭素の排出削減につながる露地栽培で生産されたものかどうかを選択の基準としています。
環境に優しい素材を使用したラッピング方法
従来の花屋で多く使われるプラスチック製のペーパーやフィルムをできる限り使用せず、近年若年層を中心に人気を集めるシンプルでナチュラルなラッピング方法を採用。ラッピングをシンプルにすることでゴミの削減も同時に図っています。ペーパーやリボンについても、環境に優しい素材を選択しています。
サステナブルな世界観を表現するディスプレイ
ディスプレイには天然素材を用いており、花材を入れる什器は100%再生可能なガラスを使用。また、スタッフのエプロンは不要物となった様々な植物の天然成分を活用・配合したエコ素材で作られています。生花だけでなく資材や什器を含め、ショップのあらゆるアイテムに、私たちが今できるサステナブルな要素を盛り込みました。
- MPS認証・・・オランダ発祥の花き業界における認証システム。花の生産や流通上の環境負荷の低減や鮮度・品質の管理、社会的な責任に対する様々な取り組みを認証しています。オランダ語の「Milieu Programma Sierteelt(ミリイュウ プログラマ シールティルト)」の頭文字をとって「MPS」と呼ばれており、「花き産業総合認証」、環境に配慮した花きの生産を意味します。
- リレーフレッシュネス・・・「花き日持ち品質管理認証制度」。生産部門、流通部門、小売部門の3つの部門からなり、それぞれの部門で品質管理要件が定められ、3つの部門が連携することで日持ちのよい花の生産と流通を目指している。
東京會舘と日比谷花壇が、婚礼披露宴で使用済みの花に新たな価値を生み出す『ネクストフラワープロジェクト』を始動。
株式会社東京會舘と日比谷花壇は、結婚披露宴の飾り付けに用いられた花を再利用する取り組み『ネクストフラワープロジェクト』を、2024年4月1日(月)から開始しました。これまで、東京會舘で催される結婚披露宴の会場を彩った花は、婚礼後にはできる限りご列席いただいたゲストにお持ち帰りいただいているものの、一方では各種法令や様々な都合で廃棄しなければならない花が発生しています。そこで事前にお客様に再活用の許可をいただいた使用済みの花を、加工・再生し、新たな価値を生み出していく取り組み『ネクストフラワープロジェクト』を展開しています。
プロジェクトでは、東京會舘をご利用されるお客様に事前の承諾をいただいた上で、使用済みの花を日比谷花壇が担当する東京會舘のロビーやレストランの装花に活用するほか、三菱地所プロパティマネジメント株式会社の協力のもと、東京・丸の内エリアのイベントで参加者にプレゼントされています。
さらに今後は日比谷花壇がドライフラワー等に加工し、フラワーアレンジとして商品化、その売上を環境保全活動に役立てる寄付型・社会貢献型商品へと活用していきます。
港区立東町小学校の児童に花育授業を行っています
日比谷花壇は本社近くの港区立東町小学校へ、お世話になっている人に感謝の気持ちを花に託して伝える機会を子どもたちへ提供するためのお花の提供や、式典を児童みずから花で装飾するお手伝いをしています。
2024年11月5日(火)には、4年生の児童を対象に「花育」をテーマに校外授業を実施しました。授業では、「地元企業である日比谷花壇がどんな会社なのか知ろう」というテーマで、クイズを交えて楽しく日比谷花壇の歴史や事業を紹介しました。
また、「お花に触れてみよう」というテーマで、日比谷花壇の人気商品である“シュシュフルール”(そのまま飾れるブーケ)を制作しました。制作で使用するカップには、児童が好きな絵を描き、バラやカーネーションなど色とりどりの花を束ねて、世界で一つだけのオリジナルシュシュフルールが出来上がりました。
日比谷花壇では、今後も地域社会との交流を大切にし、社会教育(花育)の提供など地域に役立つ取り組みを進めてまいります。