ワークスタイル、ライフスタイルのヒント
日比谷花壇ならではを追求して、新たな造園ビジネスをプロデュース
法人事業統括部 法人第1営業部 東日本営業4グループ
保坂 悠平さん(入社10年目)

日比谷花壇に屋内緑化コンクール4年連続入賞の実績をもたらし、緑化事業のエキスパートとして活躍する保坂さん。
子供の頃から自然に親しみ、絵を描くのが好きだったことから「いつかガーデンデザインの分野で活躍したい」という夢を抱き、造園業界へと飛び込みました。
しかし、経験がモノを言う業界において、幾度となく悔しさを味わうことに。理想と現実とのギャップの中で、次第に「自分のレベルを引き上げたい」という想いが強くなり、入社6年目には難関資格「樹木医」を取得。自らの力で壁を乗り越え、少しずつ専門性を磨いていきました。
その後、かねてから志していた空間デザインの仕事を求めて、日比谷花壇に入社。当初は日比谷公園本店に配属され、その後、法人事業統括部の所属となりました。
当時の緑化案件は人工樹木を用いた装飾が中心だったため、周囲には「生木よりも造木が得意」と会社紹介されることもあったそう。みどりの本質的な価値を信じてきた保坂さんにとって、それは新たに出現したハードルでもありました。
「集客や交流に繋がるアプローチなら、日比谷花壇の強みをより活かした緑化を模索できるのでは」そんな想いから、コミュニティデザインプログラム「めぐりかだん」の監修を始め、新たな緑化事業ブランド「Wellne(ウェルネ)」の旗揚げに参画。これらは日比谷花壇らしさと保坂さんの経験・想いを融合した、象徴的なサービスとなりました。
現在は、「東京パークガーデンアワード」で書類審査を通過した5名のファイナリストに選定され、休日を利用しながら個人で奮闘しています。今年は東京・砧公園を会場に、ガーデンの美しさ、土壌作りや樹種選定、半年以上にわたる維持管理まで、計3回の審査を経て、11月にグランプリが決定します。
「自分で維持管理を試しつつ、より実践的で美しいデザインを提案できるようになりたい」と語る応募理由からは、悔しさを糧に成長してきた歩みと、初志を貫く芯の強さが感じられます。保坂さんが手がけた花壇の様子は、コンテスト公式サイトをぜひご覧ください。
「なんとなくで働きたくない」という言葉の通り、意志を明確に持ち、それを実現するために日比谷花壇にいる。そのブレない姿勢に、熱い情熱を感じたインタビューとなりました。
(取材:中村)



花とアートでまちを彩る ― 園川さんの挑戦
バンケット事業統括部 大阪第2婚礼チーム
園川絢也さん(入社12年目)

今回のインタビューは、EXPO2025関西万博での装飾プロジェクトにも携わった園川さんにお話を伺いました。大阪芸術大学の彫刻科を卒業後、制作活動を続けてきた園川さん。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでフェイスペイントをしながら作家活動を行い、日比谷花壇で働き始めました。「アート作品は形に残るけれど、生きている花は残すことは難しい。その瞬間しか見られない“生きるアート”の魅力を発信したい」そう語る園川さんは、アートと花、それぞれの特性を生かしながら活動を広げてきました。社会貢献の一環として、地域と共に作り上げるアート展や幼稚園・小学校での活動にも積極的に参加し、身近に感じるアートを広めています。
2025年大阪・関西万博では、堺市代表アーティストとして茶室装飾を担当。堺市主催の茶の湯文化の魅力を国内外に伝える企画で、約1500本の草花を使ったお花畑でお茶を楽しめる空間「花逢庵」(かほうあん)を制作。さらに、関西万博ギャラリーEASTでのステージでは「堺市に花を咲かせよう!」をテーマに伝統産業を交えたパフォーマンスを披露。ワークショップも開催し、50人以上の参加者がカラフルなボンド生地を使って作品を制作。完成した作品は京阪中之島線大江橋駅に飾られ、子どもから大人までが楽しみながら堺市の魅力を感じられる場となりました。「国際的な舞台で表現できたのは、作家としてただ作るだけでなく、10年間の社会貢献活動としてアートと花の魅力を発信し続けてきたからこそできました」とお話しくださいました。
万博での経験は、園川さんの次なる目標にもつながっています。「高校時代に学んだ建築デザインやスペインのガウディ建築から受けた感動を原点に、アートと花とともに住むまちづくりを実現したい」日常の中でアートや花をより身近に感じてもらえるよう、地域に根付いた活動を続けたいと語ります。 園川さんのお話からは、「残らない花」という儚さを、アートを通して大切にする力へと変える姿勢が伝わってきました。アートと花を通じたまちづくりが、これからどんな形で広がっていくのかとても楽しみです。
Instagram: @sono.kawajyunya
(取材:伊達)



『らしさ』68号 2025年10月1日発行
発行人
中島 遥香 (人事部)
伊達 優 (人事部)
編集委員
中村 友美 (広報室)
林田 悦世 (首都圏南部ユニット)
林田 茉弥 (商品企画推進部)
荒川 早苗 (生田緑地公園)
佐藤 由麻 (日比谷アメニス)
川村 和江 (ランドフローラ)
〒106-8587 東京都港区南麻布1-6-30
Tel.03-5444-8726 fax.03-5444-8752

















