日比谷花壇 創業ストーリー

平和と復興の象徴として誕生

1872年(明治5年)、東京で庭園業を開業したことから日比谷花壇の歴史が始まりました。

その後、庭造りや植栽の管理から発展し、西洋の様式を取り入れた婚礼や宴会の装花を行うようになりました。

そして1950年(昭和25年)、戦後復興計画の一環として「平和と復興の象徴となるフラワーショップを、市民の憩いの場である公園に海外の事例にならって作ってほしい」という当時の東京都知事からの要請を受けて出店しました。その際、東京都から指定された店名が「日比谷花壇」でした。そして同年12月には、社名を「株式会社日比谷花壇」へと変更し、日比谷花壇の歴史が始まりました。

創業153年目、設立75周年目を迎える日比谷花壇は、コーポレートメッセージに「すべての明日に、はなやぎを。」を掲げています。これからも、すべての人々の日々の暮らしを花とみどりを通じて彩り、心豊かなものにしていく提案を続けていきます。

1872

創業~東京都葛飾区堀切に庭園業を開始

1944

帝国ホテルに出店

パーティー会場向け装花スタイルを確立する。ブライダルのブーケなどを初めて日本に紹介し、披露宴で花束贈呈のシーンを発案。

1947

日比谷花壇の前身である「有限会社 芳梅園」設立

1950

日比谷公園本店出店

同12月「株式会社 日比谷花壇」設立
戦後東京の復興計画の一環として、当時の都知事より市民の憩いの場である公園に、平和と復興の象徴となるフラワーショップを、と要請されたのが始まり。

日比谷公園本店の過去の
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1958

大阪に進出

宮内庁より御用命をいただく

吹上御所内の「かやの大木」移植工事。1967年(昭和42年)新宮殿の庭園工事。1989年(平成元年)昭和天皇の「大喪の礼」新宿御苑工事、平成天皇の吹上御所内の「新御所庭園工事」など、造園管理・工事を承る。また新年祝賀、天皇誕生日祝賀はじめ、様々な行事における宮殿内の生け花の御用命をいただく。

1971

「株式会社 日比谷花壇造園土木(現・株式会社 日比谷アメニス)」設立

1972

名古屋に進出

1976

九州・福岡に進出

1979

四国・松山に進出

資本金を1億円に増資

1980

仙台に進出

全国の主要都市に出店を果たし、店舗網の拡大により事業基盤の確立を進める。

1983

カタログによる通信販売を開始

花の宅配システムを業界で初めて導入。通信販売のノウハウを確立。販売チャネルの多角化に成功。現在のEコマース事業の礎を築く。

1984

「ジャパンショップ’84」に出店 ディスプレイ賞受賞

1985

「ジャパンショップ’85」に出店 デザイン賞受賞

「EXPO’85つくば科学万博」に参画

各種コンベンションや博覧会の装飾、演出を担当。そのノウハウは「’90花の万博」で大きく開花。

1989

「ヒビヤフラワーアカデミー」開校

本格的にスクール事業を展開開始。

1990

北海道・札幌に進出

「EXPO‘90花の万博」に参画

パビリオンの装飾・演出を担当。

1994

NIFTY-SERVEと提携

ネットワークによる販売開始。現在のEコマース事業の起点となる。

1995

インターネットにホームページ開設

ショッピングサービスと花の情報提供を開始。

1996

阪神・淡路大震災の合同慰霊祭の会場装花・装飾一切を無償で寄贈

新本社ビル(東京都港区)完成

2000

docomoに公式サイト「日比谷花壇」を開設

「株式会社イーフローラ」設立

一般生花店をインターネットでネットワーク化し、個々の生花店の経営基盤や競争力の強化をサポートする新規ネットワーク事業をスタート。

2001

「hibiyakadan.com」を開設

オンラインショッピングサービスを本格的にスタート

2004

個人向けのお葬式サービス「日比谷花壇のお葬式 『フラワリーフューネラル』」を開始

翌年のデザインテーマを発表し、新作のブライダルブーケを披露することを目的に、「トップトレンドショー」をはじめて開催

2005

全件オンライン対応のコンタクトセンター稼働、及び物流システム稼働

受注、製作、配送、支払の情報管理を一元化。

2006

プライバシーマーク(財団法人日本情報処理開発協会)を取得

指定管理者制度により、東京都施設の管理運営代行を受諾し、東京都青山葬儀所、及び東京都立夢の島公園・夢の島熱帯植物館の指定管理者事業を開始

ウエディングコーディネートを提案するサイト「HK-Wedding」をオープン

2007

「上海日比谷花壇貿易有限公司」設立

中国・上海へ進出

2009

日比谷公園本店をリニューアルオープン

ホテルオークラ東京へ出店

2010

日比谷公園本店が2010年度グッドデザイン金賞を受賞

ウエディングプロデュース事業を開始

2011

ウェブサイト「お別れナビ」を立ち上げ、社葬・お別れの会のプロデュース事業を強化

Hibiya-Kadan Styleブランドコンセプトをリニューアル

2012

メモリアルハウス「花堀江」をオープン

在庫出荷管理体制の整備及び出荷拠点開発により、年間100万件出荷物流体制を構築

葬儀社向けに、装花技術教育プログラムとして、装花技能士養成講座、装花ディレクター養成講座を開始

2014

一般社団法人花の国日本協議会にボードメンバーとして参画。業界との連携を深め、花と緑の消費拡大を目指す。

2015

「日比谷花壇のお葬式『フラワリーフューネラル』」の加盟店事業を開始

2016

5月26・27日に開催された「G7伊勢志摩サミット2016」の会場装花に協力

指定管理者事業が開始10年を経過し、25施設の施設管理運営を実施

PPP事業部の設立を通じて、官民連携事業へ参画。

2017

“花のある暮らしをつくる楽しみ”を提案する、スモールフラワースタンド「WONDER FLOWER」を立ち上げ

1号店を東京・目黒にオープン。「Hibiya-Kadan Style」「WONDER FLOWER」で生花の日持ち保証販売を開始。

2019

お花の定額課金(サブスクリプション)サービス「ハナノヒ」をスタート

株式会社ランドフローラ が日比谷花壇グループに加わる

2020

大人の憩い、極上の癒やしを提供するグランピングサイト「里楽巣FUJINO (リラックスふじの)」をオープン

花に特化した人材派遣サービス「株式会社HIBIYAキャリアアソシエイツ」を設立

フラワーショップ&カフェ「FLOWERS BAKE & ICE CREAM」を東京都立川市にオープン

2021

お花のサブスクリプションサービス「ハナノヒ」に交換対象切り花の「5日間品質保証」サービスを提供開始

早朝や深夜でも花が買える「花の自動販売機」を期間限定で小田急新宿駅西口地下に設置

株式会社大田フレッシュフラワーズが日比谷花壇グループに加わる

2022

写真投稿でつながる新コミュニティアプリ、「ハナノヒ Be」提供開始

資源として再利用可能な紙製の鉢「e-pot(エポット)」使用の3本立ち胡蝶蘭を発表

個人邸宅向けお庭づくりの総合サービス「ウェルネ」を提供開始

2023

当社が代表企業を務めるエリアマネジメント横須賀共同事業体で受託し管理運営を行う「長井海の手公園 ソレイユの丘」をリニューアルオープン

法人向け緑化造園サービスサイト「ウェルネ」をオープン

株式会社イノベーションパートナーズが「2023年度地方創生テレワークアワード地方創生テレワーク促進支援」部門で地方創生担当大臣賞を受賞

日比谷花壇が代表企業を務めるエリアマネジメント横須賀共同事業体が管理・運営する「長井海の手公園(ソレイユの丘)」が第39回都市公園等コンクール「都市公園制度制定150周年記念部門」で国土交通大臣賞を受賞

2024

小田急線沿線の花と緑にまつわる情報発信サイト「NATURE LAND STATION」を開設

山形県西川町と日比谷花壇が包括連携協定を締結

内閣府主催「第1回PPP/PFI事業優良事例表彰」で「長井海の手公園等交流拠点機能拡充事業」が特別賞を受賞

株式会社フレネットHIBIYAが株式会社大田フレッシュフラワーズを吸収合併