成功するためのポイント
社葬・お別れの会の善し悪しは、最終的に企業の評価につながります。故人の遺志を継承し今後の事業の発展を示す会となるよう、ポイントを抑えて、しっかりとした計画と十分な配慮を行う事が重要となります
事前準備
≪社葬を執り行うにあたって注意すべき点≫
社葬取り扱い規程の作成
社葬対象者が逝去したら、まず取締役会を開催し、社葬を執り行うことを決定します。
議事録の作成
取締役会で社葬を行うことを決定した「議事録」を作成します。
法人税法における社葬費用の取り扱い
社葬費用の一部は法人の経費として認めています。
経費として認められる項目、認められない項目があります。
事前に税理士・公認会計士へご相談ください。
案内状
連絡先リストに従って、案内状を郵送にて通知いたします。
フォーマルな形式は郵送となりますが、お時間が無い場合はFAXやメールでの通知方法もございます。
実施決定より、連絡先リストの作成を行いますが、日頃から社内・取引先・株主・故人の属していた団体など、必要な連絡先をリストアップしておくと万一の時に主催者の負担が少なく、スムーズに準備いただけます。
≪案内状記載例≫
どのような趣旨の会を行い、どんな準備が必要なのか、通知状で参会者の方へご案内いたします。
「コンセプトの設定・プランニング」
お別れの会を行う際、「故人の、趣味・仕事・嗜好・人柄・価値観」を考え、プランニングを行います。
祭壇・装飾のデザイン、形式・進行などの演出。
料理・サービスによるおもてなしや、光や音による音響・照明様々な演出で、故人らしい、企業らしい会を行う事ができます。
「演出について」
故人を偲んでいただく会として、故人らしい様々な演出を検討する事が、お別れの会の成功のポイントとなります。
プロの演奏者による、生演奏。思い出の写真のパネル展示や、スライド形式での上映など、参会者が思い出話しをしながら故人を偲ぶ、温かな雰囲気を演出する事ができます。
「花祭壇について」
花祭壇は、制作事例などを参考に
花の種類・色合い・形等希望に合わせてデザインパースを作成し、打ち合わせを進めます。
企業ロゴや企業カラー、故人の功績や趣味・嗜好を加味したデザインの祭壇を用意する事で、より企業らしい、故人らしいお別れの会となります。